珈琲店六曜社

・1階店マスター/奥野 薫平
 1階店オリジナルブレンド及び6448COFFEE+ESSENCEブランドの豆を焙煎。
 様々な店舗への珈琲焙煎も担い日々カウンターに立つ。

六曜社地下店

・地下店喫茶タイムマスター/奥野 修
 京都ではいち早く各種ストレートコーヒーの焙煎と一杯点ての提供を行い、メインのブレンド二種と共に地下店の変わらぬ日常と時間のために日々カウンターに立つ。
 シンガーソングライター“オクノ修”としての活動も両立。

※焙煎豆のご購入はコチラから。

その他、細かいご注文やご要望などご相談がある場合は各店舗までお電話下さい。

焙煎珈琲

はじめに

自分や誰かのために淹れるコーヒーは、あくまでその時間を楽しんだり充実させることに結びつけてもらえれば幸いです。そしてその場や空間に私共の焙煎したコーヒーの香りが広がり、それと共に息ついてもらえればそれほどうれしいことはありません。
美味しさの追求はその先…。
まずは肩肘張らず、頭を堅くせず、そして悩まずにコーヒーを淹れることを大事にしてもらえたらと思っています。その先に進みたい方はどうぞ当店か、近くや気になるお店に出向き、豆を選んだり語らうことを大切にしてもらえたら良いのだと思います。
コーヒーを飲むことは、コーヒーにだけ向き合うわけではないはずです…。

焙煎豆の説明

・賞味期限:焙煎日より1ヶ月程度。
 ※粉に挽いた場合は特に早めのご使用をお薦めします。

・保存方法:直射日光・高温多湿の場所はお避け下さい。
 ※密閉できる容器や袋に入れ替え、外気との接触や臭い移りに注意して保管することをおすすめします。
 ※冷凍の場合は解凍せず、ご使用分だけをその都度お使い頂くことをおすすめします。

・使用上の説明:焙煎度合いにより多少の違いは出ますが、通常焙煎日から3日~5日後に豆に含まれたガスが抜け、クリアな味わいが抽出出来るようになります。その後、常温では日が経つごとに豆が呼吸をし風味を進行させ、お好みの味わいを感じれた段階で豆を冷凍することにより、その段階をキープすることが出来ます。ペーパーフィルターやネルドリップで抽出される場合の粉の膨らみは、豆の鮮度・状態を表すものであり、その膨らみが必ずしも美味しさのバロメーターになるわけではないことをご理解下さい。


★ハンドドリップでの一般的知識

「準備」

・豆選び
それぞれの国や地域または農園によりその個性を楽しめます。
ブレンドはその店の特徴的な味わいを楽しめます。

・焙煎度合い
深ければ苦味が主張され豊潤に、浅ければ酸味が際立ち香辛的なことがほとんどです。
そこに甘味など様々な味わいのバランスが加わり、舌触りなどがコーヒーオイルによっても様々に広がりを感じさせます。

「用意」

・挽き目
細挽きほど重厚に、粗挽きほど軽薄に。

・粉の量/10~30g(1杯点て基準)
少なければ淡泊に、多ければ濃厚に。

・お湯の量/100cc~250cc(ワンカッブ基準)
少なければ濃密に、多ければ希薄に。

「抽出」

・お湯の温度
沸騰に近いほど香り高く、最低でも70°Cのお湯に抑えるほどに香味として生きる。
※要するに高い温度ほど嗅覚的な香りを楽しめ、低い温度だと味覚に香味として収まるイメージ。

・ドリップ
蒸らしは粉全体に行き渡る量をゆっくり注ぎ、膨らみが収まった所で2投目3投目へと粉の膨らみを崩さぬよう注ぎ、また投擲のタイミンは粉の表面が凹む前に連続させて好みの量まで抽出を続けます。
そしてドリッパーに投擲したお湯が最後まで落ち切る前に外すことが雑味を抑えるポイントです。
※膨らまない状態の時はゆっくりと点滴になっても良いほどの投擲で中心にゆっくり注ぎ続けること。

「おさらい」

以上を念頭に置くことで、様々なバランスを追求することが可能です。
※あくまでご自身でコーヒーを抽出することは、失敗を含め自分なりの手順や味の好みを見つける作業だと思っているので、指定を用りたくないというのが大前提です。
自分なりの成功を見つける作業を楽しんでほしいことと、ただ単純にコーヒーが好きで淹れ方にこだわりが無い人にも美味しい、又は旨いに繋げられる焙煎が出来るかが私達の役割かと思っています。
何より誰かのタメに、自分のタメに淹れるコーヒーという時間を、抽出にしても、飲むことにしても楽しむ場が自分の手で淹れるコーヒーの醍醐味だと思っているので、抽出に関しても特にこちらから提示する基本のレシピはありませんが、上記を踏まえることがハンドドリッブとしてのヒントだとは思っているので、ご自身の中での正解を見つけてみて下さい。

※焙煎豆のご購入はコチラから。

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